ドイツ・EUにおける技術系調査のエキスパート

独インダストリー4.0/IoT動向

2018年 ハノーファーメッセにおける弊社講演
ジェトロ・プラハ様主催 “チェコ・ドイツ IoT・Industry 4.0 ミッション”

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ドイツのインダストリー4.0/IoT
の全貌がみえる

市場・ユーザー ■ 業界・技術・企業 ■ ソーシャルメディア ■ 特許・法律動向

世界的な一大トレンド「インダストリー4.0」と「モノのインターネット(IoT)」について、氾濫する情報を集約

独インダストリー4.0/IoT動向レポート(Part 1)

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独インダストリー4.0/IoT動向レポート

独インダストリー4.0/IoT動向レポート(Part 2)

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独インダストリー4.0/IoT動向レポート

タイトル Part 1:市場、ユーザー、ソーシャルメディア
独インダストリー4.0/IoT動向レポート
Part 2:業界、主要プレーヤー、特許・法律
独インダストリー4.0/IoT動向レポート
ページ数 65ページ 145ページ
言語 日本語 日本語
形態 PDF版 PDF版
価格 290ユーロ 490ユーロ
出版日 2017年5月 2017年6月

本レポートではPart 1とPart 2に分けて、ドイツにおける主要プレーヤーや(潜在)ユーザーの動向、インダストリー4.0/IoTを取り巻く環境(市場、業界・技術、ソーシャルメディア、特許・法律)について包括的にカバーします。

Part 1では、インダストリー4.0/IoTの市場動向、ユーザー動向(ドイツ企業における活用状況・計画)について、当地の業界団体、研究機関、調査会社など多彩なソースから収集した資料・データを整理してまとめました。さらに、影響力の大きいソーシャルメディアであるツイッターを解析し、ドイツ語圏におけるインダストリー4.0/IoTの注目度の変化、重要キーワード、旬の話題、オピニオンリーダーを調べました。

Part 2では、インダストリー4.0/IoT分野のドイツの強みと弱み、業界・技術トレンド、主要プレーヤー(企業、団体、研究機関)、特許・法律動向に焦点をあてます。この分野の有力企業の概要、デジタル化の戦略、最近の動向についても掘り下げて分析しました。さらに、特許動向や新たな「特許戦争」の可能性、インダストリー4.0/IoTに関する法律問題についても取り上げます。当地の有力紙・専門誌の記事、業界団体・研究機関・シンクタンクなどの調査レポート、各企業のプレスリリースなど、幅広いソースの情報が入っています。

ドイツはインダストリー4.0(製造業IoT)の主要市場

  • モノのインターネット(IoT)はスマートフォンの10倍の市場になると言われ、影響を及ぼす業界・分野も非常に広範囲になります。
  • ドイツは(IoTの大きな活用分野である)製造業のデジタル化を国家プロジェクト「インダストリー4.0」として推進しており、米国、日本、中国とともに世界をリードしています。
  • 同国はインダストリー4.0(製造業IoT)の主要市場とみられており、IBM、マイクロソフト、ゼネラル・エレクトリック、インテル、シスコなどの米国企業もドイツ市場に積極的に参入しています。
  • 製造業のデジタル化に必要な技術・製品・サービスの価格が下がってきており、使い勝手も向上していることから、2017年はインダストリー4.0が実際に「ブレーク」する年と予測されています。

レポート(Part 1)の内容

ドイツのインダストリー4.0IoT、デジタル化とは

ドイツの国家プロジェクトである「インダストリー4.0」とはそもそも何なのか、その定義、メリット、活用分野、必要となる技術に焦点をあてます。「スマートファクトリー」、「モノのインターネット(IoT)」、「デジタル化(デジタルトランスフォーメーション)」との関連・相違についても端的に解説します。

市場規模・動向

ドイツにおけるインダストリー4.0の市場規模、今後の成長の予測、セグメント別の内訳、ユーザーの業界別の内訳について、最新のデータを紹介します。IoTについても同様に、市場規模、今後の成長予測、セグメント別や業界別の内訳を記し、世界市場におけるドイツのシェアについても言及します。また、インダストリー4.0やIoTの利益が大きいとされる業界を特定し、その理由も明らかにします。

ユーザー動向 - ドイツ企業におけるインダストリー4.0/IoTの活用状況

ドイツ企業におけるインダストリー4.0やIoTの活用状況(現状と今後の見通し)について、様々な機関が実施した調査結果を紹介します。まずは、同国の企業における現在の実現状況を取り上げます。次に、ドイツのユーザーはインダストリー4.0/IoTに一体何を期待しているのか、その導入の動機や目的を探ります。さらに、このテーマをどの部署が担当しているのか、社内で音頭を取っているのは誰か、どのような外部企業と協業しているのか突き止めます。また、導入の障壁となっている原因についてもあぶり出します。最後に、ドイツ企業のインダストリー4.0/IoTの投資計画(投資額、投資分野、投資回収期間)について記述します。

ソーシャルメディア動向 - ドイツ語のツイッター分析

ソーシャルメディアはひとつの社会基盤・情報インフラで、社会・企業・個人を動かす世論としての力を持ちます。ツイッター(Twitter)はオープンなコミュニケーションが特徴で、職業的・専門的なコミュニケーションにも頻繁に利用されています。本レポートではドイツ語のツイッターを解析し、インダストリー4.0/IoTに関する投稿数・引用数の推移、重要キーワード(トップ100)、注目ツイート(計20件)、影響力の大きいユーザー(トップ50)を特定し、日本語で解説します。ドイツ語圏におけるインダストリー4.0/IoTの注目度の変化、話題、オピニオンリーダーが浮き彫りにされます。

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レポート(Part 2)の内容

ドイツにおけるインダストリー4.0とIoT

デジタルトランスフォーメーションにおけるドイツの立ち位置、強みと弱み、ドイツ政府の戦略を分析します。得意とする技術分野や(米国や日本と比較した)インダストリー4.0やIoTの進展について調査データを収集しました。また、同国におけるインダストリー4.0の盛んな地域、ドイツ政府が定めたデジタルトランスフォーメーションの戦略的拠点を地図に指し示します。

業界動向・技術トレンド

製造業のデジタル化に向けた最近のトレンドを探ります。フィールドバス、産業用イーサネット、無線など産業用ネットワークのシェア予測やインダストリー4.0(製造業IoT)の統一した通信規格に向けた動きもピックアップ。さらに、世界最大級のIT見本市CeBIT(セビット)や世界最大の産業見本市ハノーファー・メッセにおける2017年のトップテーマ・技術トレンド(計15)について解説します。特にハノーファー・メッセは「インダストリー4.0の開発動向を一望できる」といわれています。具体的な活用分野として脚光を浴びている予知保全のビジネス動向も取り上げます。また、ドイツ企業の間で急速に普及する可能性のある技術について情報・データを集めました。

インダストリー4.0の「花形」となる産業用ロボットと3Dプリンターに関して、掘り下げて調査。ドイツにおける産業用ロボットの利用状況やインダストリー4.0に関連した今後の見通しを考察します。さらに、未来の製造業の象徴とされる協調ロボットの市場動向・予測、サプライヤー、ユーザー企業に焦点を当てます。また、金属3Dプリンター(粉末床溶融結合方式)の強豪国ドイツにおける付加製造(3Dプリント)のサプライヤー、研究機関、ユーザー企業の動向にも目を向けます。

主要組織・研究機関の動向

ドイツはインダストリー4.0分野の産学官連携が上手く機能しているとされます。(国レベル、州レベル、地域レベル、業界レベルの)インダストリー4.0の推進組織、インダストリー4.0に積極的な業界団体、研究機関、大学、スマートファクトリーのテストベット、規格・標準化団体、データやセキュリティに関する組織(計42団体)を列挙して紹介します。

国レベルの中心組織「Plattform Industrie 4.0」、インダストリー4.0の産業クラスター「It’s OWL」、スマートファクトリーの実証・研究プラットフォーム「SmartFactory KL」、欧州最大の応用研究機関「フラウンホーファー研究機構」については、組織の概要や最近の活動状況を詳細に記載します。

主要企業の動向

製品力と市場競争力を縦軸と横軸にとり、ドイツ市場における「IoTプラットフォーム」の有力プレイヤーの位置付けを散布図に示します。「インダストリー4.0プラットフォーム」と「ビックデータ分析・可視化ソフト」についても、同様に有力プレイヤーを散布図にプロット。各分野で競争力のあるドイツの大企業・中堅企業、新興企業、外国企業が見て取れます。さらに、複合テクノロジー企業、情報通信技術、オートメーション・電気工学、機械、自動車メーカーを中心に、インダストリー4.0の主要サプライヤーとユーザー35社を特定し、各社のインダストリー4.0への取り組みを簡潔にまとめました。

日本や米国と比べてドイツは大企業の数が少ないですが、ボッシュ、SAP、シーメンスの3社はIoT分野で米国の大手企業と競合できるとみられています。この3社については、企業概要や基礎データ、インダストリー4.0/IoTの戦略、最新動向など、各企業のプレスリリースや業界誌・専門誌の記事をベースに詳細に分析・考察します。

ドイツは「隠れたチャンピオン」企業が多いことで知られます。「隠れたチャンピオン」とは、一般にはあまり知られていないが、ある特定のニッチ分野で世界有数の中堅・中小企業のことです。インダストリー4.0と関連の深いオートメーション/インターフェイス技術分野の「隠れたチャンピオン」8社を紹介します。企業概要・基礎データ、インダストリー4.0の戦略・取り組み、最近の動向(ハノーファーメッセでの展示内容など)について要点をまとめました。

特許・法律動向

製造業のデジタル化は特許や法律分野にも様々な影響をもたらします。「スマホ特許戦争」を上回る「IoT特許戦争」が将来的に起こる可能性が指摘されています。特許戦争を引き起こす要因を分析し、IoT特許訴訟の潜在的リスクについてドイツの複数の弁護士・弁理士の見解を整理してまとめました。標準必須特許(SEP)に起因するリスク、サプライチェーン全体が巻き込まれるリスク、インターネットで結ばれた生産システムの国境を越える訴訟リスクについて説明します。また、ドイツにおける「IoT特許バトル」の可能性についても言及。インダストリー4.0やIoT分野の特許の国際比較も示します。

最後に、インダストリー4.0やIoTに関する法的問題を取り上げます。デジタル化の影響を受ける法律分野を特定し、現状や課題、ドイツの弁護士の見解を記します。特に、「データの所有権」、「データ保護」、「データセキュリティ」、「法的責任」、「契約法」への影響を調査。さらに、インダストリー4.0の法的問題に対する、ドイツ政府や業界団体の最近の取り組みを3件紹介します。インダストリー4.0の戦略企画に法務部が携わっている企業の割合もデータで示します。

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